クロアジサシ

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エメラルドグリーンの海を斜め正面から飛んでくるクロアジサシの画像

クロアジサシの事

種名クロアジサシ
英名Brown Noddy
学名Anous stolidus
和名の由来黒褐色の羽毛から
大きさ全長38−45cm、翼開長75−86cm
重さ180g
時期夏鳥
分布繁殖地:小笠原諸島、硫黄列島、南鳥島、宮古島、仲の神島、与那国島など
世界:熱帯や亜熱帯の島々や周辺海域、外洋
環境岩礁、小島、海岸、海上
食性魚類、軟体動物類(イカなど)
行動繁殖:コロニーをつくる
飛翔:ゆっくりとした羽ばたきだが、スピードはある
狩り:水面近くにいる魚や跳ね上がった魚を、飛びながらくちばしで挟みとる
求愛:首を上下させる
子育て巣:地上に枯れ草や木の枝を組み合わせて作る。たまに木の上に作る
卵:普通1個
巣立ち:2ヶ月-3ヶ月ほど
特徴オスメス:雌雄同色
額から頭:白い
目:周りが白い
尾:広げると凹尾のうちわ型
嘴と足:黒い
みずかき:暗赤褐色
初列風切羽先端:静止時に尾端と同じくらいかやや短い
幼鳥:成鳥より褐色みが強く、額にわずかに灰白色部が出る程度で、頭上から後頸は褐色。飛翔時の翼角と雨覆は淡褐色
類別種ヒメクロアジサシ:一回り小さく、全身がより黒く、額から頭上は白く、後頸は灰白色。くちばしも黒く、細くて長い。静止時の尾端は翼端よりもやや短い。足は褐色
アナドリ:体がずっと小さく。頭に白色部はない。くちばしは短く先端は尖っていない
鳴き声ギィアー、ギィアオーほか、ゲィー、ゲゲゲ…、ゲォゲォゲォ

クロアジサシの画像

水飛沫をあげるクロアジサシの画像
撮影地:仲の神島
翼を打ち下ろして飛ぶクロアジサシの画像
仲の神島周辺では、クロアジサシがたくさん飛んでいました
岩場にとまって鳴くクロアジサシの画像
岩場でもたくさんのクロアジサシが休んでいました
正面から飛んでくるクロアジサシの画像
揺れる船の上から素早いクロアジサシの撮影は、難易度高め…
鳴きながら飛翔するクロアジサシの画像
仲の神島では、アジサシ類やカツオドリの鳴き声が響き渡ってました

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SHOTA

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Respect Animals… 20歳頃から、野鳥に惹かれて近所を散歩していたら、車に乗って鳥さんに会いに行ったり、鳥さんに会う為に海外に行くようなりました。初めて鳥さんを知った時の感動を皆さんと共有できたらと、野鳥の図鑑サイトを運営しています。 野鳥達に無理させない観察撮影を心がけたいので、基本スタンスは歩いていたら鳥さんが撮影させてくれたって出会いが1番です。

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