ドローンを攻撃する鳥たち|ニューヨーク市

ドローンを攻撃する鳥たち|ニューヨーク市
記事の要約
  • 主役の鳥は「アメリカミヤコドリ」
  • 原文の記事で使われている野鳥写真はカモメの写真で、アメリカミヤコドリではない
  • ドローンは、ビーチのサメを監視する為に導入されたもの
  • 導入されたドローンに対して、鳥たちが攻撃している
  • ドローンが与える鳥たちへの影響が垣間見える出来事
ミヤコドリの画像
今回のニュースの鳥さん「アメリカミヤコドリ」の日本で会える近縁種「ミヤコドリ」

ドローンを攻撃する鳥たち

ニュース記事原文はこちらから(原文)

※当記事は管理人のメモ用として、Google翻訳でニュース記事を翻訳したものを、さらにまとめたものになります。
原文を見たい方は原文のリンクからご確認ください。

ニューヨーク市の海岸では、ビーチの利用客の安全の為に、サメを捜索できるドローンを配備しました。

ドローンはニューヨーク市警が配備したもので、映画ジョーズのような状況を回避する目的以外にも、地元のライフガードの手の届かないところで泳いでいる人に危険があった時に、ドローンから浮き輪を落とし救助する目的もありました。

ドローンを配備してから、いまだに人命を救った例はありませんでしたが、このドローンが地元の鳥たちをひどく動揺させているとの事です。

鳥たちはドローンに向かって群がり、急降下爆撃していて…
野生生物学者や専門家たちは、ドローンが鳥たちに何らかの悪影響を及ぼしているとの見解を示しています。
また専門家たちは、鳥たちはドローンを子孫にとって脅威となる侵略的生物とみなしている可能性があると述べています。

市の公園管理局の野生生物専門家、ベロニカ・ウェルシュ氏は同メディアに対し、鳥たちは「ドローンに非常にイライラしている」とし、「ドローンに向かって飛んできたり、急降下したり、鳴き声をあげたりします…捕食者からヒナを守っているとと思っているのです」と語りました。

この記事には、マギル大学の野生生物学教授の発言も引用されていて…
マギル大学のデビッド・バード教授によると、問題の鳥類(専門的にはアメリカミヤコドリ)も、ドローンによって「ストレス反応」を起こす可能性があり、「サンディエゴで最近ドローンが墜落した後に数千羽のアジサシと同じように、ビーチから逃げ出し、卵を捨てる」可能性があると語りました。

地元のアメリカミヤコドリは主にロックアウェイビーチに巣を作っていますが、「絶滅の危機に瀕している」とバード氏は述べ、「ドローンのせいで巣を放棄したら大惨事になる」とも付け加えました。

この件に関してメディアがニューヨーク市警察に連絡をとりましたが、すぐには返答がありませんでした。
また原文記事が再更新され、今回の話に出てくる鳥さんが掲載写真のカモメではない事をお詫びしていました。

ドローンを攻撃する鳥たちの原文記事内のコメント集

アメリカミヤコドリはカモメではありません。実際、「カモメ」は数種類のカモメ(セグロカモメ、カモメ、ハジロカモメ、シロカモメなど)を総称する用語であり、そのどれもがミヤコドリではありません。

ドローン計画は見当違いのようです。つまり、空中にとどまることのできる時間が限られているドローンが、溺れている人の上に飛んで、その瞬間に浮き輪を投下する確率はどのくらいでしょうか?

つまり、実際に毎日何人の人が苦しんでいるのでしょうか?
そして、海岸は何マイルも続くのでしょうか?
救われた命がゼロなのも不思議ではありません。

この記事を読んでもわからないかもしれないが、ドローンは行方不明の子供の捜索と、離岸流で取り残された5人の遊泳者の救助に役立った

ドローンを飛ばす正当な理由がある事は理解しています。
私の唯一の疑問は、これらのドローンの飛行は助けを求める声に応えたものだったのか?それともこれらのドローンは常に空中にいて、すでに飛行している時に要請があったらたまたま特定の危機に対応するだけだったのかという事です。

言い換えると、ドローンは対応には最適ですが、呼び出される可能性のあるほんのわずかな時間を除いて、本当に必要がない時に飛ばし続ける事は役立つのでしょうか?

鳥が巣を作っている場所の上をホバリングしたり滑空したりする動物はどんな種類でしょうか?
ああ、猛禽類ですね…
ドローンが移動したりホバリングしたりする様子は、ある種の猛禽類の狩猟行動によく似ています。
彼らがこれほど騒ぎを起こしているのも不思議ではありません。

ニュース記事原文はこちらから(原文)

記事を作成した人

SHOTA

SHOTA

Respect Animals… 20歳頃から、野鳥に惹かれて近所を散歩していたら、車に乗って鳥さんに会いに行ったり、鳥さんに会う為に海外に行くようなりました。初めて鳥さんを知った時の感動を皆さんと共有できたらと、野鳥の図鑑サイトを運営しています。 野鳥達に無理させない観察撮影を心がけたいので、基本スタンスは歩いていたら鳥さんが撮影させてくれたって出会いが1番です。

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