ゴジュウカラ

ゴジュウカラ

真核生物/動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/ゴジュウカラ科/ゴジュウカラ属/ゴジュウカラ

体を伸ばして朽木を採食するゴジュウカラの画像

ゴジュウカラの事

種名ゴジュウカラ
英名Eurasian Nuthatch
学名Sitta europaea
和名の由来シジュウカラに似ているが、少し違う鳥という意味でゴジュウカラと命名されたという説がある
大きさ全長14cm、翼開長24cm
重さ約20g
時期留鳥
分布日本:九州から北海道にかけて3亜種が生息(留鳥)。高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動する
世界:寒帯と山岳地帯を除くユーラシア大陸に広く分布。生息地では基本的には留鳥で、渡りは行わない
日本亜種—
Sitta europaea hondoensis ゴジュウカラ(本州から北九州)
Sitta europaea clara エゾゴジュウカラ(シロハラゴジュウカラ) (南千島列島、北海道)
Sitta europaea roseilia キュウシュウゴジュウカラ(九州南部)
環境低山から亜高山の落葉広葉樹林。北海道では平地にも。
食性昆虫類、節足動物、果実、種子など
行動群れ:繁殖期以外は1〜2羽で生活するものが多いが、カラ類やコゲラと混群を作るものもいる
特徴:頭を地上に向けて、逆さになって木の幹を回るように歩く
採食:木の割れ目やすき間などに食べ物をはさんでつつく
子育て場所:樹洞やキツツキの古巣に樹皮を敷き営巣
特徴:巣穴の入り口や内壁、隙間に泥を塗る
時期:3〜6月
卵:5〜7個
抱卵期間:18〜20日。メスのみが抱卵する
育雛期間:20〜25日で巣立つ
特徴オスメス:雌雄ほぼ同色
➖成鳥
 頭から体上面:暗青灰色
 顔:黒い過眼線と白い眉斑
 顔と喉から腹:白い
 脇腹:淡い橙色
 下尾筒:茶色っぽい
 オスメス:オスは脇腹と下尾筒の色が濃い
類別種日本では似た鳥はいない
鳴き声オスはゆっくりしたテンポで「ピイピイピイピイ」、速いテンポで「ピピピピ」とさえずる
その他「チュィチュィチュィ…」やヒガラに似た「チー」という細い声も出す
他の亜種の鳴き声も同じ

ゴジュウカラの画像

木の幹を下向きに移動しながら採食するゴジュウカラの画像
木を下向きに移動するのはゴジュウカラを探す上で重要な特徴です
松の木の上で鳴くゴジュウカラの画像

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