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コジュリンの事
種名 | コジュリン |
英名 | Japanese Reed Bunting |
学名 | Emberiza yessoensis |
和名の由来 | 江戸時代の頃は、近縁種のオオジュリンと同じとされていました オオジュリンの「チュイーン」と聞こえる地鳴きが「ジュリン」という和名の由来で、オオジュリンよりも小さいからコジュリン ※ただ、コジュリンは「チュイーン」とは鳴きません |
大きさ | 全長15cm |
重さ | 約16.5g |
時期 | 夏鳥。少数が越冬する |
分布 | 中部以北の本州と熊本県に局地的に繁殖 繁殖地:日本、朝鮮半島、中国東部の限られた場所 日本:青森県、千葉県、茨城県に大きな繁殖地がある |
保全 | 国際自然保護連合(IUCN):準絶滅危惧種(NT) 環境省レッドリスト:絶滅危惧種(VU) 全世界の推定個体数は6,000–15,000羽とされている |
環境 | 平地から山地の草原、ヨシ原、川原など ※非繁殖期は、ヨシ原よりも枯れた草地を好む |
食性 | 昆虫類、草の種子など |
行動 | 群れ:繁殖期以外は1羽か小群 繁殖地:縄張り内で行動 さえずり:丈の高い草にとまり、さえずる |
子育て | 基本:一夫一妻 時期:6–8月 巣:イネ科の草の根元などに、枯れ草や木の枝などを組み合わせたお椀状の巣をつくる 卵:3–5個 習性:産卵時期に、オスがつがい相手から他のオスから遠ざける「メイトガード」を行う 抱卵:12-14日。オスとメスが抱卵する 雛:11-12日で巣立つ 独身オス:他のつがいの縄張りギリギリの場所でさえずり、ヒナの巣立ち頃に、つがいのメスと繁殖できる機会を窺う |
特徴 | 成鳥夏羽オス ➖頭部:黒い 目の後方:白色の部分があったりなかったり 上面:茶褐色で黒褐色の縦斑がある 小雨覆:青灰色味がある 体下面:汚白色 成鳥夏羽メス ➖頭側線:黒褐色 耳羽:黒褐色 眉斑:汚白色 頬線:汚白色 冬羽 ➖くちばし:肉色で、上くちばしの上部に黒味 他:成鳥夏羽メスに似る 幼鳥 ➖全体:黄色っぽい くちばし:肉色 他:成鳥メスに似る |
類別種 | オオジュリン(オス):夏羽のオスは頭部が黒いが、白い線模様がある オオジュリン(メス):コジュリンのメスより全体的に淡く、白い部分が白っぽい ※オオジュリンは「チュイーン」と独特な声で鳴くので、識別に役立つ |
鳴き声 | さえずり「チョッピ チュリリリ ピッ」 地鳴き「チッ」「チョ」 |
コジュリンの画像
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記事を作成した人
SHOTA
Respect Animals… 20歳頃から、野鳥に惹かれて近所を散歩していたら、車に乗って鳥さんに会いに行ったり、鳥さんに会う為に海外に行くようなりました。初めて鳥さんを知った時の感動を皆さんと共有できたらと、野鳥の図鑑サイトを運営しています。 野鳥達に無理させない観察撮影を心がけたいので、基本スタンスは歩いていたら鳥さんが撮影させてくれたって出会いが1番です。
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