ホシガラス

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ハイマツの上にのるホシガラスの画像

ホシガラスの事

種名ホシガラス
英名Spotted Nutcracker
学名Nucifraga caryocatactes
和名の由来星のような白い斑紋から
大きさ全長35cm/翼開長59cm
重さ180g
時期留鳥または漂鳥
亜種ホシガラス(Nucifraga caryocatactes):主にユーラシア大陸に分布
ハイイロホシガラス(Nucifraga columbiana):北米西部に分布
分布日本:四国以北
世界:ホシガラスは広く分布している
※スカンジナビアから北部ヨーロッパを経てシベリアから日本を含む東アジアに至る幅広い帯状の地域
※さらに、3つの隔離された個体群が分布する。
一つは中央及び南東ヨーロッパ(アルプス山脈、カルパティア山脈、バルカン半島山岳地帯)
二つ目はヒマラヤ西部
三つ目は中国西部で北方の個体群と中国中北部
→個体群のいくつかはくちばしの大きさで分けられる
環境亜高山から高山の主に針葉樹林帯
食性種子、夏季には昆虫類なども
行動群れ:繁殖期以外は1羽か2羽で行動するものが多い
採食:針葉樹の種子を木からもぎ取って、一定の場所へ運んで食べる
採食2:地上で採食しても、喉に多量の種子をため込んで一定の場所へ行き、そこで食べるのが普通
貯食:種子を木の隙間や地中に隠す
人間:あまり恐れずに、すぐに近寄ってきて、残飯なども食べる
子育て時期:雪の深い3月下旬頃から営巣
場所:高木の枝上
巣:ダケカンバの小枝などでつくる
卵:2-4個
役割:雌雄ともに抱卵、給餌を行う
抱卵日数:約18日
育雛期間:約23日
巣立ち後:2~3ヶ月間は、親の元にとどまる
※親元で厳しい環境で生き抜くために必須の貯食の仕方などを学ぶ
特徴オスメス:同色
➖成鳥
 頭頂:焦茶色
 全体:淡い焦茶色で、白い斑が各羽にある
 顔から胸:斑紋が大きく、白っぽく見える
 翼:黒褐色
 尾:黒褐色
 尾羽の羽先:白い
 外側尾羽の外弁:白い
 下尾筒:白い
類別種似ている鳥は日本にはいない
鳴き声しわがれた大きな声で「ガーガーガー」と鳴き、飛翔中も鳴く
また、つぶやくように「ココ キュキュキュ」と鳴く他、「ミャー」という声も出す

ホシガラスの画像

種子をくわえて飛び立つホシガラスの画像
種子をくわえて飛び立つホシガラス
羽を閉じて飛び出すホシガラスの画像

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SHOTA

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