
2024年1月19日から23日にかけて、タイのバーンマカーネイチャーロッジ(Baan Maka Nature Lodge)でバードウォッチングした旅の記録をまとめました!
僕自身、海外でバードウォッチングでする時に色々と不安だったので、これからタイでバードウォッチングしようと考えている貴方のお役に立てれば幸いです。
ロッジへ予約
- 旅行サイトで空きを調べる
- ロッジの公式HPで調べる
- 希望日に空いている予約サイトで予約する
※バードウォッチングの為の宿は限られているので、希望日が最優先で宿を決めています
今回は、バーンマカーネイチャーロッジ(Baan Maka Nature Lodge)のホームページから宿泊予約をしました。
Booking.comやAgodaでも予約できて、そちらのほうが少し安いので、希望日に部屋が空いていれば、そちらを利用した方がお得です。
バーンマカーネイチャーロッジ(Baan Maka Nature Lodge)は人気のバードウォッチング滞在地!
世界各国から野鳥との出会いを求めて、人が集まるので、希望日に宿が空いていないかもしれません。
その為、先に宿の予約を取るのがオススメです!
航空券を予約する

- 格安航空券のサイトで調べる
- 安かった航空会社の公式HPで調べる
- 今回は、エアアジアかピーチ
- 条件を見比べて(荷物、乗り継ぎ、時間、費用)
- 1番希望に合う条件の航空券を購入
無事に宿の予約も取れたら、航空券を予約します。
安く行きたかったので、エアアジアかピーチが候補でした。
同じ条件で調べてみて、今回は手荷物7kgのみの設定で、エアアジアで行く事にしました。
エアアジアの安い航空券は、タイの1番大きな空港「スワンナプーム国際空港」ではなく、「ドンムアン空港」という空港に着く予定だったので、利便性などはどうなんだろうと心配しましたが、バンコク市内への移動もスムーズにできました。(逆にスワンナプーム国際空港では、この日トラブルがあったらしく、手続きに時間がかかったとのニュースもあったので、今回はドンムアン空港で結果オーライといった感じでした)
福岡空港からの搭乗だったのですが…
エアアジアのアプリから、チェックイン手続きをしていて、アプリに登録する時に名前と苗字を逆に入力してしまっていたんです。
それで、多分パスポートとアプリの名前が一致してなくて、搭乗チェックインの際の照会で乗務員さんの手を煩わせてしまいました…
乗務員さんはこちらにアプリの入力を直してくださいとも言わず、試行錯誤していましたが、搭乗手続きの締切が近かった為、なんか投げやりな形で通してもらえました(乗務員さんから指摘されたわけではないですが、こちらも名前が逆なのかと推測して、待っている間にアプリの名前を正しい順序で直しましたが…これが効果があったかどうかはわかりません。)
ですが、エアアジアのアプリを利用の際はアプリの登録内容とパスポート情報が同じかどうか事前に確認しておくのが良かったです…
僕の経験を踏まえて、初めてタイに行くなら、日本の航空会社のピーチを使うのが安心です。
エアアジアも安かったけれど、預け入れ荷物込みならピーチと航空券の値段はあまり変わらず…
タイミング次第では、ピーチの方が安いまでありました。
逆に、手荷物7kgで行けるなら、エアアジアがコスパが良かったです。
次回、2025年4月に再びバーンマカーネイチャーロッジ(Baan Maka Nature Lodge)に探鳥に行くのですが、2度目はピーチを選択、航空券も預け入れ荷物込みで¥58,560-でした。
エアアジアの場合は、機内持ち込み手荷物のみで¥46,160-でした(1月)
※タイの航空券が最も高いと言われるのは11〜2月
タイに行くなら、ピーチかエアアジアをオススメしましたが…
実際に、荷物の状況、到着時間、乗り継ぎ回数、価格などなどの希望条件と照らし合わせて、下記のリンクの格安航空券サイトで調べてから、公式HPで調べてみるのがオススメです!
バンコクからロッジへ

- 2,000円程度の両替
- SIMカードを手にいれる
- grabアプリでタクシーを呼ぶ
- バンコク市内へ
- バンコク1泊
- バンコク朝探鳥からのロッジへ

ドンムアン空港へ着いたら、タクシー代で2000円程度を空港で両替して、事前にネット購入していたSIMカードを受け取ります。KlookというアプリからSIMカードを買うとお得だったので、日本にいる間に事前購入。当日はSIMカードを設定してもらうだけです。
バンコクでの移動はgrabという配車アプリを使って、バンコク市内へ向かいました。(アプリはクレジットカード払いもできるので、空港で両替しなくても、最悪何とかなる場合もあります)

そこで、X-oneというレートのいい両替所に向かい、必要なバーツを両替して、この日はバンコクで1泊しました。
X-oneの近くには「ルンピニー公園」があったので、両替が終わってからタイの野鳥達と初めての対面。
バンコクでのホテル泊は、レッドプラネット バンコク アソークを利用しました。

主要道路に面した池のある公園。探鳥は1時間程度で、両替所側の入り口付近のみ。
利用者は多く、どこかからの工事の音や車の音が騒々しい公園でした。
確認鳥種:ムナオビオウギビタキ、ハシブトガラス、キュウカンチョウ、チョウショウバト
ロッジへ向かう朝

翌日、バーンマカーネイチャーロッジ(Baan Maka Nature Lodge)に10時にホテルに迎えにきてもらうようにお願いしていたので、早朝はレッドプラネットホテルの近くの公園でバードウォッチング。
レッドプラネット バンコク アソークの近くには「ベンジャキティ公園」がありました。
そうして10時前にホテルに戻ると、僕の名前が表示されたiPadを持った運転手の方がいて、ロッジに向かって出発しました。(所要時間2時間26分)

テニスコートなどがある大きな運動公園
道路に面している為、遠くから車の音がする。
都会の公園といった印象ですが、鳥さんの気配は多く、リスも普通に生息していました。
観察は2時間程度、レッドプラネットホテルからの入り口付近のみ
確認鳥種:シキチョウ、オニカッコウ、カノコバト、ミミジロヒヨドリ、シマキンパラ、他未確認種数種
ロッジへ到着

ロッジへ着いたら、運転手の方にバーツを現金払いして、ロッジにあるレストラン兼受付でチェックインをします。
鍵をもらって、ロッジに案内してもらったら、まずはコンセントチェック。
変換器などが無くても、そのまま使えたので、一安心。
早速、ロッジ周辺の野鳥観察をします。
ロッジ周辺の探鳥環境
ロッジ周辺は、山、森林、落ち葉の広場、池、農耕地と様々な探鳥環境が広がっていました。
独特な鳥さんの鳴き声に包まれて…とても落ち着ける場所です。
ただロッジのすぐ近くにロッジ関係の作業場があるのか、お昼は機械音がする事があって、連続した環境音を録るのは難しかったです。
ロッジのガイドさん

ロッジのガイドさんは4人ほどいて、微妙にガイド料金が違います。(6500/3800/3600/3600THB)
今回はSonさんというガイドさん(3600THB)が付いてくれて、ケーンクラチャン国立公園へとバードウォッチングに向かいました。
ロッジからケーンクラチャン国立公園までは車移動です。
早朝6:00に出発して、ケーンクラチャン国立公園の入場ゲートへと車を走らせます。
ゲートに着くと、入場料を支払って、中に入るのでバーツを忘れずに。
1月の早朝6:00はまだ真っ暗で、公園に入ってすぐの道路脇では、ヨタカの仲間が道路のポールの上で鳴いていました。
車を停めて、撮影を試みましたが、少し外に出た瞬間に飛んでいってしまいました…残念
ケーンクラチャン国立公園では、いくつかの野鳥ポイントがあるようで、車で走りながらポイントに向かい、着いたら降りて鳥さんを確認します。
大きな木にはオオサイチョウやビルマサイチョウなどが、木の実を食べにきていたり、道路脇の木立にはクロアカヒロハシの群れもいました。
野鳥ガイド中にちょっとびっくりした話
タイの野鳥観察マナーがどうなのかはわかりませんが、当たり前のようにSonさんは野鳥の鳴き声を流していました。
とは言え、ただ鳴き声を流したからといって、毎回毎回野鳥たちがやってくるかといったら、そんな事はなく…
鳴きたい時しか鳥さんは鳴き声に誘引されていないように感じました。
ガイド業だからこそ、利用者に確実に出会いをあげたいという気持ちの表れとも言えるのかもですが…
「鳴き声を流す」なんてガイドとしては未熟と言う人もいるかもしれません。
そして、僕自身も鳴き声を流すのが絶対的にダメだと主張するなら、Sonさんに「鳴き声を流すのはやめて探しましょう」と言えれば良かったんですけど…なかなかそうは言えない自分がいたのも事実でした。
ケーンクラチャン国立公園での探鳥
ケーンクラチャン国立公園は、大きな公園です。
車で移動しながら、山頂あたりにあるキャンプ場くらいまで探鳥するので…
公園まで送ってもらって、あとは徒歩で探鳥となると、公園の端っこくらいでウロウロする事になると思います。(それはそれで、いい出会いがありそうな公園ではありましたが…)
なので、公園の野鳥ポイントを隅々までチェックするなら、ロッジでガイドさんをお願いするのが、一般的。
1月は、各ポイントで、ほぼ貸切状態で野鳥を待つ事ができましたが、たまに他のガイド連れの方と鉢合わせる事があり、鉢合わせた場合は日本での有名な探鳥場所と変わらない体験となりました。
- 朝6時に出発
- お昼まで、各探鳥ポイントを回る
- お昼は、中間ポイントにあるレストランで食事
- 午後は、もう一度各ポイントを回る
- 18時にロッジ着
※全日と半日プランがあり、半日の場合はお昼で終わり
※探鳥は上記の流れを繰り返します
ミナミカンムリワシ、シロクロコサイチョウ、ズグロヒヨドリ、クロアカヒロハシ、ハナジロコノハズク、ヤマミカドバト、アオノドゴシキドリ、ミミジロヒヨドリ、ハイガシラヒタキ、ムネアカハチクイ、アオムネハチクイ、オオスズメフクロウ、キセキレイ、インドブッポウソウ、オオサイチョウ、ビルマサイチョウ、チャガシラハチクイ、クビワヒロハシ、アオバネコノハドリ、インドトサカゲリ、ホオアカコバシタイヨウチョウ、アカハシゴジュウカラ、オニクロバンケンモドキ、コクジャク、ハイイロオウチュウ、ヤマゲラ、サルタンガラ、コガネゲラ、オナガヒロハシ、アズキヒロハシ、ヤマキヌバネドリ、カオジロヒヨドリ
ロッジでの探鳥
1日だけ半日ガイドコースにしていたので、
ロッジ到着日と半日ガイドの日、チェックアウトの日の3日間だけ、ロッジ周辺を探鳥しました。
ロッジ周辺でも鳥さんの鳴き声がしていて、カンムリオウチュウやシロボシオオゴシキドリの鳴いている姿を撮影できました。
遠くでは、カッコウの仲間の特徴的な鳴き声が響いていましたが…
その姿を確認する事はできませんでした。
チャガシラハチクイ、ヒメクビワガビチョウ、ヒタキサンショウクイ、インドブッポウソウ、ミドリサトウチョウ、エボシヒヨドリ、ミミジロヒヨドリ、クロラケットオナガ、カンムリオウチュウ、キュウカンチョウ、コサメビタキ、オオルリチョウ、ズグロコウライウグイス、シロボシオオゴシキドリ、キバラタイヨウチョウ、カノコバト、ジャワアカガシラサギ、ムナオビオウギビタキ、セアカハナドリ、アオショウビン、オオバンケン、カザリオウチュウ
タイ探鳥の振り返り
3日じゃ、時間が足りない!
そう思えるくらい、毎日毎日鳥さんの気配がしていて、夢のような時間でした!
タイの1月は乾燥していて、車が通ると砂埃が上がるくらいでした。
なので、途中で喉を痛めてしまったので、喉のケアアイテムがあると良かったかなと思いました。
また、飲み水はペットボトルを購入する事になるので、飲料水代も余分に持っておくことをオススメします!
ロッジの宿泊代金は各予約サイトで支払っていても…
・飲食代
・ロッジに送迎を頼んでいた場合の送迎代(2,300THB-3名まで)
・ガイド料金
・ケーンクラチャン国立公園への入場料(300THB)
・ハイドなどを利用する場合の料金(ハイド利用料250THB)
…などはロッジでの現地支払いでバーツの現金のみなので!
記事を作成した人

SHOTA
「こんな鳥さんがいるんだ!」って感動をお届けしたくて、サイト運営しています。実家、離島、高山、海岸、海外…色々なところに長期滞在して、鳥さん達の生活を観察記録中! 現在は、野鳥達の鳴き声をメインに、さえずっている姿を記録させてもらえるように、鳥さん達に会いに行っています。
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